長い旅をする本

琉球新報社提供 「落ち穂」03 2019.2.15掲載 朝起きると天気予報を見る。雨は降るか。風は強いか。波は高いか。台風の動きには特に注目する。 外に出て馬の世話をしながら空を見る。どんな雲があるか。どのくらいの速さで動いているか。風を肌で感じる。方角と風圧を確かめる。 天気が気になるのは、野天で暮らす馬のため。そして本の発送に関わるからだ。 与那国島では天気が悪いと飛行機や船が欠航になる。台風 […]

手触りとゆらぎ

琉球新報社提供 「落ち穂」02 2019.1.30掲載 紙の束から指の感覚で厚みを計り、このくらいと感じる量を手に取る。枚数を数えてみると欲しかった量とぴたり。その後に続く作業についても同じで、頭で考えなくとも、手順、力加減、動きのリズムがもう体に刻まれている。ただ無心に紙を折り続ける。 折っているのは本のカバーだ。カディブックスの本は、中身をオンデマンド印刷で作り、別に刷ったカバーを手作業でつけ […]

馬は道を作る

琉球新報社提供 「落ち穂」01 2019.1.12掲載 先日、相棒の馬を新しい放牧地に放した。その土地には雑多な草が折り重なるように生えていて、足を踏み出せば腰の高さほどにもなった。 馬を放し日がたつうち、一面ぼうぼうと茂っていた草原に模様ができてきた。はじめはうっすら、それがだんだんくっきりとしてくる。馬が気の向くまま草を食べ、歩き、遊んでいる間に自然と道ができたのだ。目的地のある真直ぐな道でな […]

メディア掲載

2019年1月 ■琉球新報の「落ち穂」というコーナーで、1月〜6月まで月2回ほど、カディブックスの本の作り方について書いたエッセイが掲載されます。 2018年5月 ■ANAの機内誌『翼の王国』5月号のほしよりこさんの連載「馬と空」では与那国馬に乗る旅を描かれています。その中でちょこっと馬語手帖とカディについて触れていただきました。 2018年4月 ■池澤夏樹さんの新刊『終わりと始まり2.0』(朝日 […]

「カディ通信 」できました!

ちいさなフリーペーパー「カディ通信 vol.1」を発行しました。 カディブックスのオンラインストアで商品をお買い求めいただいた方に、 無料でおまけとしておつけいたします。 内容は、はしっこの続きの時間、「夜明け日記」(文と絵・河田桟)です。 中身はこんなふう。 A41枚を折って作っています。 表紙を明けると… じゃばらに折られています 表裏を展開しながら、ご覧ください どうぞお楽しみに。