手触りとゆらぎ

琉球新報社提供 「落ち穂」02 2019.1.30掲載 紙の束から指の感覚で厚みを計り、このくらいと感じる量を手に取る。枚数を数えてみると欲しかった量とぴたり。その後に続く作業についても同じで、頭で考えなくとも、手順、力加減、動きのリズムがもう体に刻まれている。ただ無心に紙を折り続ける。 折っているのは本のカバーだ。カディブックスの本は、中身をオンデマンド印刷で作り、別に刷ったカバーを手作業でつけ […]

馬は道を作る

琉球新報社提供 「落ち穂」01 2019.1.12掲載 先日、相棒の馬を新しい放牧地に放した。その土地には雑多な草が折り重なるように生えていて、足を踏み出せば腰の高さほどにもなった。 馬を放し日がたつうち、一面ぼうぼうと茂っていた草原に模様ができてきた。はじめはうっすら、それがだんだんくっきりとしてくる。馬が気の向くまま草を食べ、歩き、遊んでいる間に自然と道ができたのだ。目的地のある真直ぐな道でな […]

くらやみに、馬といる

新しくテキストブログを作り、文章を書き始めています。『はしっこに、馬といる』の続きのようなまぎらわしいタイトルですが、「ウマと話そう」シリーズの続編というよりは、「後ろ側」みたいな位置づけでしょうか…。暗い領域についての内向きな文章です。 →書籍化しました。

「カディ通信 」できました!

ちいさなフリーペーパー「カディ通信 vol.1」を発行しました。 カディブックスのオンラインストアで商品をお買い求めいただいた方に、 無料でおまけとしておつけいたします。 内容は、はしっこの続きの時間、「夜明け日記」(文と絵・河田桟)です。 中身はこんなふう。 A41枚を折って作っています。 表紙を明けると… じゃばらに折られています 表裏を展開しながら、ご覧ください どうぞお楽しみに。

100人の読者に

カディブックスとはどんな出版社か、すこしお話ししたいと思います。 最近、スモールプレスとか、リトルプレスと呼ばれる出版活動が、日本のあちこちで生まれてきているようです。カディブックスもそういう流れのひとつとして、たぶん生まれてきたのだと思います。 カディブックスは、できるだけちいさく、柔らかく続けていきたいと思っています。 たとえば、本は、オンデマンド印刷という方法で作っています。一度に印刷する数 […]